弊社代表 犬飼の書籍が出版されました。
【本書の内容】
この度、弊社代表の犬飼が書いた初の紙書籍、『「消費者ニーズ」の解像度を高める』が11月11日に全国発売されました。
本書では、今まで2万人超の消費者の潜在ニーズを掘り起こしてきた、気鋭の消費者心理分析専門家として知られる犬飼が、
「他社よりも良い商品・サービスなのに、なぜ売れないのか?」の原因追究とともに、その打開策の糸口について詳しく解説しています。
「コモディティ化」が進む今、多くの経営者やマーケターが同じような悩みで頭を抱えているのではないでしょうか。
ビジネスに限らず、日常生活においても当たり前なこと、重要なことは見落としてしまいがち。
そういったマーケティングの原点に立ち返ることのできる、教科書のような一冊となっています。
下記にて、本誌の内容について目次をご紹介しておりますので是非ご覧ください。
皆様のビジネスの展開に少しでもお役立てできましたら幸いです。
目次
- はじめに――消費者ニーズの解像度を高める、究極のニーズ発見法 第1章
- 見えざるニーズを探せ! コモディティ化時代の消費者心理
- 第2章 「深層消費者ニーズ」を丸裸にする――「ニーズ・ファインディング・メソッド」の全体像
- 第3章 「ニーズ・ファインディング・メソッド」を実践する
- 【原則1】デプスインサイトクエスチョン:本当のニーズを調べるための「無意識領域調査」の実践法
- 【原則2】4セグメント・ブラッシュアップ:消費者ニーズの解像度をさらに上げる、知らなきゃ損するニーズ4分類理論
- 【原則3】ニーズ・ヴイジュアライズ:商品価値構造マップをつくれば、なぜ商品が売れているかが明らかになる
- 【原則4】ニーズ・フォーカス・コンセプトメイク:フォーカスしたニーズから、売れるコンセプトを考える翻訳メソッド
- 【原則5】販売期待値シミュレート:コンセプトの商品購買角度を調べて、方向性を考える
- 第4章 失敗事例から成功法則を理解する
- 第5章 「購買喚起ワード」で商品が売れた成功事例
- 第6章 自分事化で、消費者ニーズがわかるようになる
はじめに――消費者ニーズの解像度を高める、究極のニーズ発見法 第1章
見えざるニーズを探せ! コモディティ化時代の消費者心理
◎「コモディティ化」「不満なし」の時代の抜け道はどこにある?
◎他社よりも良い商品なのに、なぜ売れないのか?
◎情報過多で選択疲れする消費者
◎「能動的」から「受動的」にシフトした消費者の購買行動──4つの要因
◎選択疲れの消費者に訴求する3つの視点例
◎行動の95%を支配する「無意識の力」
◎消費者は自分のニーズがわかっていない!?──ニーズの発生モデル
◎イノベーションのヒントをつかむ3つの未充足ニーズ
◎隠れたニーズ発見の3つの視点
第2章 「深層消費者ニーズ」を丸裸にする――「ニーズ・ファインディング・メソッド」の全体像
◎「ニーズ・ファインディング・メソッド」の5原則
◎真のニーズを捉えたいなら、定性調査一択
◎消費者のニーズを、3段階で構造的に理解する
◎消費者ニーズに応えるベネフィット表現の重要性
◎ニーズを把握するときは、まずは顧客のセグメントから
◎顧客セグメントごとに、調査課題を設定する
第3章 「ニーズ・ファインディング・メソッド」を実践する
【原則1】デプスインサイトクエスチョン:本当のニーズを調べるための「無意識領域調査」の実践法
◎ニーズを把握するためのスタンダードな聞き方
◎生活文脈の中で商品ニーズを掘り起こす
◎プロセス感情の言語化で、潜在的ニーズが見える
◎真のニーズを捉えたいなら、ニーズの上位概念を聞く
◎BEニーズを抽出する方法
【原則2】4セグメント・ブラッシュアップ:消費者ニーズの解像度をさらに上げる、知らなきゃ損するニーズ4分類理論
◎人間の本質がわかる10の根源ニーズ
◎時代とともに変わるニーズと、10年後も売れる商品をつくる秘訣
◎あなたの顧客はどのタイプ?──ニーズ4分類理論
◎4分類理論でニーズを整理する
◎ニーズ4分類理論でセグメンテーションを行なう
【原則3】ニーズ・ヴイジュアライズ:商品価値構造マップをつくれば、なぜ商品が売れているかが明らかになる
◎エンドベネフィットを、3段階で構造的に理解する
◎エンドベネフィットを明確にするための「ラダリング法」
◎商品の価値を整理すると、自社のUSPが見えてくる
【原則4】ニーズ・フォーカス・コンセプトメイク:フォーカスしたニーズから、売れるコンセプトを考える翻訳メソッド
◎誰でも簡単にコンセプトをつくれる! 「コンセプトメイキングフォーマット」を公開
◎「購買喚起ワード」とは何か?ニーズを価値ある商品に変換する10の引き出し
◎2つの思考タイプを意識して売れるコンセプトをつくろう
【原則5】販売期待値シミュレート:コンセプトの商品購買角度を調べて、方向性を考える
◎作成したコンセプトを評価する「コンセプト・スクリーニングテスト」
◎定性調査でコンセプトをブラッシュアップする
◎定量調査で「売れるコンセプト」かどうか、商品購買角度を調べる
◎コンセプトを絞り込むときは、誰に評価されたかで判断する
◎「売れるか、売れないか」推計値を出して市場ボリュームを算定する
第4章 失敗事例から成功法則を理解する
◎シーズ起点の新商品が陥りがちなターゲット不在のプロダクト
◎C/Pギャップが生まれると、リピート購入してもらえない
◎こだわりすぎて売れなかった!? 消費者ニーズとのズレがもたらす失敗
◎No1があふれすぎて、効果が弱まっている
◎他社の後追いで迷子になる? 模倣商品開発の落とし穴
第5章 「購買喚起ワード」で商品が売れた成功事例
◎「オノマトペ」は、なぜ購買喚起ワードとして強いのか?
◎伝わりにくい・既視感のある商品特徴をメタファーで表現する
◎「どうなりたいか、どうなれるか」 感情にフォーカスした訴求
◎リアルなシチュエーションが、購買喚起につながる
◎結局、一番強いのは「新技術」
◎「コモディティカテゴリー」は、「効能」で一点突破
第6章 自分事化で、消費者ニーズがわかるようになる
◎今の訴求で、あなたはその商品を買いますか?
◎「感情が動いた体験」だけが「情緒価値」をつくることができる
◎なぜ「自分感覚」と「消費者感覚」を重ねることが大事なのか?
おわりに――世の中に、フィールドマーケターを増やしたい
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書籍名:『「消費者ニーズ」の解像度を高める』
出版社 : フォレスト出版 第1版 (2024/11/11)
発売日 : 2024/11/11
言語 : 日本語
装幀:河南祐介(FANTAGRAPH )
本文デザイン&図版作成:二神さやか
編集協力:潮凪洋介
本文DTP:株式会社キャップス
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