マーケティングリサーチとは

人との違いを浮き彫りにする!心理メソッド

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私たち「イー・クオーレ」が実施する消費者リサーチや組織研修プログラムでは『LABプロファイル』という心理タイプ解析メソッドを用いることが多くなっております。
それが、弊社の他にはない強みであり、特徴です。
「LABプロファイル…?」
しかしこの言葉を初めて聞いた方も多いと思いのではないでしょうか。

今回は、その人の本質を丸裸にする!
代表の犬飼も惚れ込んだ『LABプロファイル』についてご紹介していきたいと思います。

LABとはLanguage and Behavior(言語と行動)の略で言葉と行動を分析し、相手の思考パターンを把握するプログラムです。
1970年代にカリフォルニア大学在籍の心理学セラピスト、リチャード・バンドラーと言語学者のジョン・グリンダーが研究をスタートさせた心理学です。

LABプロファイルとは

のちに研究者・教師であるキャメロンがそれを64種のパターンに特定しNLP(メタ・プログラム)と名付けました。
その後、弟子のベイリーによって13種類にまで集約され、日常のコミュニケーションでさらに活用しやすいものとなりました。
対象者にはいくつかの質問に答えてもらい、答え方や使う言葉などを分析し、人を様々な項目でタイプ分けしていきます。

1995年には『「影響言語」で人を動かす』という本が著され、世界中にLABプロファイルの手法が広がっていきます。
「影響言語」という、タイプごとに有力な言葉やコミュニケーションがある、と説かれたこの本は、新しい観点で読む人に衝撃を与えました。
現在では世界中の名だたる企業や団体が、日常の会話ではもちろん、ビジネスの様々な場面で活用できるスキルとして学んでいます。

LABプロファイルとは、相手と自分をスムーズに繋げる為のツールなのです。
自身のコミュニケーションを向上させたい方、経営者、指導者、リーダー、人事担当者、広報、マーケターの方にも多く支持されています。

LABプロファイルで顧客の心を理解する

イー・クオーレではこのような長年研究されてきた歴史あるLABプロファイルを専門的に学び、マーケティングにおける消費者調査から、組織研修(チームビルディング)、個人を対象としたコーチングまで、様々な場面で活用しております。
精密なタイプ分析の調査結果を出すことが得意です。

人間の脳は、意識脳の行動の支配率は5%程度で、残りの95%は無意識脳が行動を支配しています。
つまり、買い物、食事、通勤、仕事など、普段から無意識にさまざまな選択をしているといわれています。
歩行がその代表例です。「右足を出して・・・」と考えながら歩いている人なんて、いませんよね。自然と身体を動かしている、その状態が無意識で行動している状態を言えます。
その無意識領域の行動を掘り下げ、いかに本音・本当のニーズを引き出すかが、一般的なマーケティングと差をつける、大きな要になると私たちは考えています。

LABプロファイルを使うと、今までに知らなかった自分を知ることができ、身近な人を本当の意味で理解し、今まで見えなかった顧客の特徴を理解することができます。
その結果、相手の心を理解でき、相手に届くコミュニケーションができるようになります。

LABプロファイルを使いコミュニケーションを設計する

ここで、LABプロファイルを使ったマーケティングリサーチの例をご紹介していきましょう!

ずばり、LABプロファイルを使った時のメリットは、【比較対象群の差が明確になる】という点です。
例えば、IKEAに好んで行くロイヤルカスタマーは、プロセス型に該当する人が多いでしょう。
プロセス型は、確立された手順に従うことを好みます。
IKEAでは店内の道順が決まっていますよね。

一方で、ドンキホーテはどうでしょうか?IKEAとは真逆のお店です。
ドンキホーテのロイヤルカスタマーは、オプション型に該当します。
様々な商品がランダムに並んでおり、ワクワクするそうです。
選択肢と可能性にテンションが上がっていきます。

今のは1例ですが、このように最大13種類の心理パターンを駆使して、ユーザーをプロファイリングしていくことで、どのようなプロファイルを持った人が自社のロイヤルカスタマーなのか?を明確にすることができます。
ユーザーとノンユーザーの違い、ロイヤルカスタマーと一般顧客との違い、AブランドユーザーとBブランドユーザーの違い・・・などなど、【比較対象群の差が明確になる】というのがひとつ大きなメリットとなります。

一方で、【サービス提供者(メーカー・お店)自身が、どのようなパターンを使っているか】を調べることも、非常に重要です。
IKEAのような売り場、ドンキホーテのような売り場、どのパターンにささる広告を打っているか、どのようなパターンに訴えるパッケージになっているか・・・
結局どのような情報を発信しているかで、どのようなお客さんが付くかが変わってきますので、自社の情報発信の分析と、自社の顧客の分析、それぞれの視点で
LABプロファイルリサーチを使っていただくと、次のコミュニケーションの設計に大いに役立てて頂けるのではと思います。

 


話は変わりますが、イー・クオーレでは、店頭での行動観察調査(ショップアロング)や、ホームビジット(訪問調査)をよくご発注頂きますが、
「どういう視点で行動を観察すればいいですか?」というご質問を頂くことが多々あります。
一見矛盾する行動(ギャップ)、無意識に行っている行動の意味などに着目してくださいとお伝えしておりますが、それらに加えて、有効なのがLABプロファイルです。
13種類のパターンに沿って、行動を観察していただくと、今までは見えてこなかったユーザーの本質まで捉えて頂けるようになります。


 

LABプロファイルを使ったマーケティング調査、社内研修、個人コーチングなど興味がありましたらぜひお気軽にお問合せください!

私たち株式会社イー・クオーレは、
「人の本質を捉え、人の変化をサポートする」を事業のドメインとしています。
関わる企業様とその顧客、一人ひとりが、「良い変化」を遂げていくことが私たちの幸せでもあります。

✉ info@ecuore.co.jp 担当犬飼
☏ 050-1315-1876 (平日9:00-18:00)
お問い合わせの際は、「LABプロファイルを使った調査/社内研修/個人コーチングの件で」とお問い合わせください!

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